A Nomad in Abu Dhabi

UAE首都アブダビ在住 コーヒーを愛しカフェを探し歩くノマド

もうすぐ詐欺

「もうすぐ詐欺」

これはアブダビあるあるだと思っている。

 

「まもなく」「もうすぐ」「明日には」「来週には」という類の返事は

たいがい鵜呑みにしてはいけない。

 

この春、アルバティーンビーチの隣にある大きな橋が開通した。

アブダビの市街地部分と、新しく開発したであろう島をつなぐ、大きな橋。

 

橋はずっと完成していたのに、島の方がまだできていなかったのか、ずっと通行止めになっていたが、春になりやっと開通してちょっとワクワクしながら島へドライブをしてみた。

島を渡ると、島はビーチをはじめ、ビーチサイドのプレイグラウンド、島の中のサイクリング用の道、サイクリング用の自転車をレンタルできるお店、テニスコート、バスケットボールコート、ラマダンテントまがいのテントレストラン(ていうかクラブみたいなのかも)、ドバイ・アブダビではよく見かけるバンタイプの車両で営業しているバーガーやらクレープやら食べ物屋台がずらりと海沿いの駐車場に並んでいる。

 

「これはいい!」そう思った。

秋になったら、子供を連れていけるビーチがまた増えた!素晴らしい。

でも、ビーチは人っ子ひとりおらず、赤色の旗(入水禁止)が立っている。

ビーチを等間隔で見守っているガードさんに聞いてみる。

「ビーチはまだオープンしてないんだ。もうすぐオープン。来週オープンするよ」

 

昼間は暑すぎるけど、夜は入れないこともない気温だったので、

うきうきして翌週にはまたビーチを訪れると

「オープンはまだだよ。ラマダンのあとに来てみ、オープンしてるよ」

 

ラマダンのあとにいくと「オープンは夏休みのあとだよ」

夏休みを終えてアブダビに戻ってきてから島を訪れると

「オープンはもうすぐだよ」

 

うん、これは、もうきっと来年までオープンしないな!

そう諦めがつき、もうガードさんたちに聞くこともやめた。

 

それでも、夕方にふとドライブがしたくなると、この島にきてしまうようになった。

というのも、島から市街地へ向かって橋を渡る時に見える景色が、とっても気に入ってしまったのだ。

この島(名前はAL Hudayriat Island)のあるアブダビの南側は、低層の建物が多く、島からアブダビ市街地をきれいに見渡すことができる。

橋の上で左を見ると、コロニーシュの建物が日没の光とまじわって浮き立つようすが美しい。

橋の上から目の前を眺めると、アルリーム島にあるシンガポールまがいのビル(ゲートタワー)まで全て見渡しながら、手前に市街地の街並みを望むことができる。

 

そんなこんなでビーチには寄らずも、島にはしばしばドライブをしに訪れていたら。

 

数日前、またもふらりとドライブしていると、ついに緑の旗がビーチサイドに!

アラブ系の人々がこぞって海にダイブイン!していた。

 

長かった。

「もうすぐ」は、5ヶ月以上かかるということを身をもって学んだ。